JKと恋愛して別れた話:予備校のLJK 前編
俺は自分の人生を良くするためにとある大学に行こうと決めて、ここ1年ぐらいストナンやクラナンの優先順位を下げてやらなかった。(ネトナンはマッチしなかった...)
そのおかげもあって無事合格し春から大学生だ。
だが何もしてなかった訳ではない。
俺は大学に行くために受験の予備校に通い出した。
そこに彼女がいた。顔はまあまあだが、スタイルが良く、長く癖毛の髪がとてつもなく美しかった。高校生っぽくないアンニュイな感じがあった。彼女が通り過ぎたあとに髪がなびく。その髪からとてつもなく良い香りがした。
スト値7/10。
タイプだと思った。
しかし、他の記事を読んでもらえれば分かるが、俺はほんの1年前まで童貞でまだまだナンパも初心者だ。こういうストとかクラとかじゃない所の私生活で知り合った人とそういう関係になれたことがない。
大丈夫だろうか...と不安に思った。
ここで振られたり気持ち悪がられたりしたらこの予備校に行くのが非常難しくなる。払った学費も安くない。
しかし、あることが頭に浮かんだ。もしここで行かなくて、他の男にあの美しい女性を好き放題されたら...一生後悔だろう!
ということで授業が終わってから彼女が帰る支度を終えて、教室を出るのを待ってから追いかけた。すると、彼女はエレベーターを待っていた。話しかけるには今しかない。心臓がバクバクする。
「お、おつかれ、aって名前やったよな?」
若干どもったが、どうだ?
彼女の視線は氷のように冷たく感じた。が、無事オープンした。当たり前だ。ストやクラではない同じ塾の生徒を2人きりの状況で無視するやつなんかいない。
しかし、普通に話してくれてるがあまり反応がよくないように感じた。嫌われてはないが興味を持たれていない。それをなんとか盛り上げて変えようとした時に
「じゃあここで、また」
と言われて解散されてしまった。
うーん、、、
これはストではないので距離の詰め方も慎重にならざるを得ないが、いまいちの感触だった。
そもそも恋愛対象だと見られていない。
あっ!そう言えばLJKかどうかも聞いてなかった。
よし、次でアレとアレを言おう。
a子と次の塾が被った日、また彼女が帰る時を待って話しかける。
そして前の時解散したところでa子が
「それじゃ、また」
と言って別れようとした。
ここだ。
「待って!」
彼女を引き止める。
驚いた顔でこっちを見ている。
「?...なに?」
「あのっ、その...a子さ、めちゃくちゃタイプやねんけど......」
照れる演技をするつもりだったが、後半はマジで恥ずかしくなって照れながら言う。
「えっ!?」
彼女が後ずさる。
ああこれはダメなやつか、まあでもしゃーない。チャレンジしたことは悪いことじゃない。きっと次につながるだろう...
と、思ってa子の顔を見たら、今までの冷たい表情が消えて、見たことのないようなニヤケ顔になって
「え〜どうしよっかな〜///」
と言った。
これは....アレだな。
完全にぶっ刺さった時の脈ありサインだ。
俺は勝利を確信した。
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眠たくなったので区切ります。
後半に続きます。